自分で選んだ道具に向き合う
あおば園では、モンテッソーリ教育の「移す」活動に取り組みました。トレーの上に並んだ器と道具を前に、子どもたちは手元をよく見ながら、一つずつ素材を隣の器へ運びます。決まった場所で落ち着いて始める環境は、自分で活動を選び、最後まで取り組む集中につながります。

スプーンで量と動きを確かめて
スプーンですくい、こぼさないように運ぶ姿が見られました。手首の向きや力加減を調整し、器の縁を意識する動きは、目と手を協応させる経験です。保育士はすぐに手を出さず、子どもが持ち方を変えたり、もう一度試したりする時間を大切にしています。
容器を傾ける加減を知る
二つの容器を両手で持ち、一方からもう一方へ移す活動では、傾ける角度や受ける位置を自分で調整します。動きの結果を見ながら手を止めたり続けたりすることが、判断する力と丁寧さを育てます。

箸でつまむ挑戦
箸で色のついた素材をつまむ活動では、指先を細かく動かしながら器へ運んでいました。家庭では、トングで布や大きめの物を移す遊びから始めてもよいでしょう。できた数より、試している途中の工夫を「持ち方を変えたね」と言葉にして見守ることが、自信につながります。
