一針に集中!指先を巧みに使うぬいさし

一針に集中!指先を巧みに使うぬいさし

ハサミや針を「危ないから」と遠ざけていませんか

お家でハサミや尖ったものに子どもが興味を持つと、「危ないからダメ」とつい止めてしまいがちですよね。触らせるのが不安になるのは自然なことです。しかし、道具の正しい使い方を知ることで、子どもは自分の身体をコントロールする力を身につけていきます。

針状の道具で穴をあける「ぬいさし」

園では、モンテッソーリ教育の活動として、針と糸を使って紙を縫う活動(ぬいさし)を行っています。今回は、縫う前段階として、穴をあける道具(目打ち)を使い、台紙に穴をあける自分で選んで行う活動(お仕事)に挑戦しました。

視線と指先を一致させる驚きの集中力

子どもは、木製の細い柄をしっかりと指先でつまみ、台紙に引かれた線に沿って慎重に針先をあてていきます。この時、左手で紙が動かないように優しく押さえるなど、両手を別々に動かす高度な動作を行っています。針先をじっと見つめる姿からは、驚くほどの集中力が伝わってきます。

「自分でできた」が自立へつながる

この手先を使うおもちゃ(教具)を用いた活動は、指先の筋力を育てるだけでなく、目と手の協調性を高める子どもの成長に欠かせないプロセスです。保育士は、子どもが穴をあける位置を自分で決められるよう、余計な口出しをせず静かに見守ります。この「自分の力でやり遂げた」という感覚こそが、自律と自立を促す重要なキーワードとなります。

お家で手先を育む見守りのコツ

お家で尖った道具を使わせるのが不安な時は、まずはつまようじを使って、粘土に穴をあける遊びから始めてみませんか。大人が安全な持ち方を一度ゆっくり見せてから、あとは見守ることが、保護者にとっての気づきや子どもの自信へとつながります。

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