「自分で食べたい!」の意欲を育む、スプーンとの出会い

「自分で食べたい!」の意欲を育む、スプーンとの出会い
目次

    スプーンを奪い合いになっていませんか?

    離乳食が少し進んでくると、お子さまがスプーンをギュッと握って離さなかったり、大人の手から奪おうとしたりすることはありませんか?「食べさせてあげたいのに進まない…」「周りが汚れてしまう…」と、つい困ってしまう場面ですよね。しかし、この**「自分で持ちたい」という行動こそ、離乳食における自立への第一歩**なのです。


    「食べさせてもらう」から「自分で食べる」への転換期

    写真のお子さまは、黄色のスプーンをしっかりと握り、自分の口へと運んでいます。これは単なる遊びではなく、「目と手の協応」といって、自分の目で見た場所に正確に手を動かす高度な身体機能の発達を裏付けています。

    スプーンを口に入れることで、「どれくらいの長さなのか」「どんな感触なのか」を脳が学習しています。この試行錯誤のプロセスが、将来、道具を上手に使いこなして自分で食べる力へとつながっていくのです。


    園での関わり:意欲を尊重する「二本使い」

    クオーレリッコ保育園では、お子さまの「自分でやりたい!」という**意欲(やる気)**を何よりも大切にしています。無理に取り上げたりはせず、お子さまが持つためのスプーンと、保育士が介助するためのスプーンを分ける「二本使い」をすることもあります。

    保育士は、お子さまが自分で口に運べたときには「お口に入ったね、すごいね」と具体的に声をかけ、自分でできたという達成感を積み重ねられるよう見守っています。この心の満足感が、食事の時間を「楽しい時間」に変えていくのです。


    お家でも「汚れてもいい環境」を少しだけ

    ご家庭で「自分で持ちたい!」が始まったら、新聞紙を敷いたり、ポケットの大きなエプロンを準備したりして、**少しだけ「汚れてもいい環境」**を作ってみてください。

    完璧に食べられなくても大丈夫です。今はスプーンを「お口に運ぶ練習」をしている時期。お子さまの好奇心と意欲を、私たちと一緒にゆったりとした気持ちで応援していきましょう。



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