「自分で!」の意欲を育む、離乳食後期の見守り方

「自分で!」の意欲を育む、離乳食後期の見守り方
目次

    「食べたい!」を引き出す離乳食の環境作り

    離乳食が進まないと、「栄養は足りているかな?」「どうして食べてくれないの?」と不安になりますよね。毎日のことだからこそ、保護者の皆様の負担も大きくなりがちです。


    安心できる環境が「意欲」を育てます

    子どもにとって食事は、未知の味や食感に出会う冒険のようなものです。まずは、足の裏がしっかりつく椅子に座り、保育者と目を合わせられる環境を整えることが大切です。写真のように、明るい空間でリラックスして座ることで、子どもは「今は食べる時間なんだ」と自然に心の準備を整えることができます。


    「一口の大きさ」と「噛む力」に合わせる

    なかなか飲み込めない、あるいは口から出してしまう時は、食材の大きさや硬さが現在の発達に合っていないかもしれません。園では、スプーンに乗せる量を調整し、子どもが自分の舌や歯ぐきで咀嚼(そしゃく)するリズムを大切にしています。無理に詰め込まず、飲み込んだのを確認してから次の一口を運ぶことで、誤嚥の防止噛む習慣を身につけていきます。

    無理に食べさせないことが「完食」への近道

    「全部食べてほしい」という願いから、ついついスプーンを急かしてしまいがちですが、子どものペースを尊重することが食への好奇心を育みます。一口食べたら「おいしいね」と共感し、食事=楽しい時間という記憶を積み重ねることが、将来の偏食の予防自立した食事へとつながります。

    家庭で今日からできる小さな工夫

    ご家庭でできる工夫として、まずは大人が美味しそうに食べる姿をたくさん見せてあげてください。「これ、甘くておいしいよ」といったポジティブな声かけは、子どもの不安を取り除きます。また、手づかみ食べを始めたら、自分で食べられた達成感を優先し、多少の汚れには目をつぶって見守ってあげましょう。その安心感こそが、成長の大きな力になります。


    入園・見学のご相談から、ブログへのご質問もお気軽にどうぞ

    お問い合わせはこちら